脳梗塞という病気

maki

2013年08月30日 17:01

半年も更新していなかった事に我ながらビックリしております

皆様お変わりございませんでしょうか?

山下療術院は毎日元気に営業中でございます

実は、4月に身内が脳梗塞を発症したりと何かとバタバタしていたりしました。

季節の変わり目に発症しやすい病気ですので

皆様のお役に立てればと思い、少し説明したいと思います。

この【脳梗塞】の初期症状は、なかなか自分では認識しづらいように思います。

私が鏡を見ていて、その背後に身内(脳梗塞をおこした)がいた時、

いつも顔の左が歪んでいたので、身内に「顔が歪んでるよ」と言っていました。

でも、面と向かって見てみると歪んでるようには見えず

鏡のせいかな?噛み合わせが悪いからそう見えるのかな?と思っていました。

脳梗塞を発症した後、本人に前触れみたいな症状がなかったか聞いてみましたが

全くなかったと言うのです。

これはまさしく楽観バイアスというものだろうと思います。

「自分は大丈夫。」と脳が勝手に判断して安心を得ていたのでは?と。

脳梗塞だけは、同居の家族や職場の同僚など、身近な人がどれだけ

その人の変化に気づいてあげられるかが大事なようです。

そこで【FAST】の視点が大事になってきます。

まず【F・・・Face】 口を左右対称に開けて「イー」と発音してもらい、顔が歪んで
            ないか確認。半身マヒは顔にも同様に起こるため口角の高さが
            違ってきます。

【A・・・Arm】  目をつぶってもらい、両方の腕を前ならいの状態で上げて水平に伸ばします。
            片方の腕が下がってくれば、そちら側にマヒがある可能性があります。

  【S・・・Speech】 「らりるれろ」など簡単な文章を言ってもらいます。舌がもつれたようになったり
             意味不明なことを言ったりしている時は、なんらかの異常があると考えられます。
    
   【T・・・Time】  上記のうち一つでもあてはまるようなら、脳梗塞の可能性があります。
             本人をすぐに寝かせて、迷わず救急車を呼んでください。

実際、身内が倒れた時に私がそばにいたのですが、

脳梗塞を発症した人は、自分が思った言葉をパっと話せない状態です。

なので、発見した人が即座に症状を認識し、迅速に救急車の要請をする事が賢明です。

おかげさまで、発症後すぐに搬送されカテーテル手術をしていただいたので

発症当日とは思えないほど後遺症らしい後遺症はありませんでした。

この脳梗塞という病気、発症後すぐに適切な処置を受ければ

後遺症らしい後遺症が残らないくらいなんです。

実質3時間以内がカギだと思います(約1時間は検査に費やすため)

しかし、脳梗塞は2週間以内の再発率25%という事で、身内も4日後に

病院内での再発。

しかも心原性脳塞栓症といって、心臓で出来た血栓(大きく溶けにくい)が原因での

脳梗塞。最初の脳梗塞は、おそらくラクナ梗塞かアテローム血栓性梗塞だったと

思われるので、軽くで済みましたが、心原性脳塞栓症は一番重度の後遺症が

残りやすい脳梗塞です。それに再発毎に後遺症がさらにひどくなるのが

脳梗塞のやっかいなところです。

再手術していただきましたが、約1週間は左側の感覚が戻ったり戻らなかったりの

繰り返しでした。思うように体を動かす事が出来ないので

腰から背中が痛かったようで、私は専属の施療師として付き添っていました。

あと、ずっと点滴をしているので排泄はしょっちゅう。

付き添いの家族がいなければ、本人もストレスが溜まり、もう一度再発していたかも

しれません

数週間、病院に朝から晩まで居て思った事は

付き添いの家族がいると看護師さんや介護士さんがよく見に来て下さるという事でした。

という事は、付き添いがいない方は呼び出しボタンを押しても

なかなか来てもらえないというのが現状のようでした。

お手洗いに行きたくても行けない・・・等。

年配の患者さん方は本当にかわいそうな気がしました。

病院も人手不足なのでしょう・・・

実際、身内が入院した後、くも膜下で搬送されてくる方の多い事・・・

面会謝絶の札があちらにもこちらにも。という状態でした。

身内は24時間の点滴を約3週間していただき、ビックリするほどの回復力で

1か月の入院を経て、退院後、約2週間で職場復帰。

今では、後遺症が全くないように思えます。

(後遺症は怒りっぽくなった事くらいです・・・ガマンしなくなったので)

入院中、私が身内にやって良かったと思う事はガムを噛ませる事でした。

食べる事が大好きな人でしたが、入院中は口を動かす事が苦痛で

食欲も戻りませんでした。

しかし、ガムを噛み始めるとみるみるうちに回復していったように思います。

食事だけではなく、動作の速さ等、身体的にも。

退院後は、間食好きな身内の為に、【黒大豆】というものを見つけてきて

おやつは噛みごたえのある【黒大豆】オンリーなど。

ガムは、もう一人同室で仲良くなった入院患者の方にも

オススメしました。その方は、身内が退院後に、脳出血と脳梗塞を病院内で発症したのです。

身内の退院後の再診時にその事を知り、ペットボトルの水を数本とボトルガムを届けました。

それからも何度かお見舞いを兼ねてお水とボトルガムを届けましたが、

やはりガムを噛みだしてからの回復力はハンパなかったです。

(元気になってからはもちろん【黒大豆】も持っていきましたが♪)

2週間ほどは寝たきり状態でしたが、

なんと3週間後には普通に歩いて、言葉もスムーズになってたのです。

恐るべしガム効果!(もちろん病院の薬物療法の結果も良かったのだと思います)

という事で、長々書いてしまいましたが・・・

脳梗塞は【早期発見】と【早期治療】が重要というお話でした。




  

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